青森県南部地方観光情報

長芋の大産地、青森県南部地方

日本一、二の長芋産地として知られている青森県。その中でも長芋がたくさん作られているのは南部地方で、三八上北地方と呼ばれる地域の中央部分に位置する三沢市、おいらせ町、六戸町、五戸町、十和田市、七戸町、東北町が特に大産地です。

南部地方ってどんなところ?

三方向、海に囲まれた青森県の中でも太平洋側に近い地域です。梅雨から夏にかけ、オホーツク海気団から吹く偏東風、「ヤマセ」によって作り出される、低温多湿な夏と晴天が多く積雪の少ない冬が特徴です。その特長的な気候から作られてきた”食文化”や”見どころ”をご紹介します。

青森県南部地方

青森県南部地方の見どころ

八戸市

蕪島神社

蕪島神社

県立指定公園で天然記念物のうみねこの繁殖地として有名で、毎年3月中旬頃に南方から数万羽のうみねこが飛来し産卵します。また、カブがあがる、金運があがるとパワースポットとしても人気が高く多くの参拝者で賑わっています。(2016年2月現在再建中)

櫛引八幡宮

櫛引八幡宮

現在の社殿は南部重直が慶安元年(1648)に建立。境内の国宝館には、国宝の「赤糸縅鎧兜」が所蔵されており、これは別名「菊一文字の鎧兜」と呼ばれ、奈良、春日大社の鎧兜と現存甲胄の双壁をなすと言われています。

種差海岸

種差海岸

昭和28年6月1日指定された天然の芝生が波打ち際まで敷き詰められた県立自然公園。北側に続く海岸探勝歩道(約5.2km)は日本の遊歩道百選にも選ばれており、松林の小道からは奇岩怪石の絶景が望めます。

根城

根城

建武元年(1334)に南部師行氏により築城されたと伝えられる城跡です。主殿と呼ばれる当主が儀式を執り行った建物を中心に、工房・板蔵・納屋・馬屋などが復元されており、内部に入れば、正月の儀式の様子やいろいろな道具類などを見ることができます。

八戸ポータルミュージアム hacchi

八戸ポータルミュージアム「hacchi(はっち)」

地域に根付く歴史や文化を始め、多様で奥の深い八戸の魅力を凝縮した観光・交流の平成23年2月にオープンした拠点施設です。館内には八戸の渚や食、祭り、歴史・文化のほか、朝市や横丁などを紹介する屋台の形をした展示ブースがあり、八戸観光の魅力を、年間を通して存分に味わうことができます。

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八食センター

鮮魚、乾物をはじめ精肉、野菜、お菓子、地酒など約60店の専門店が、軒を連ねる大型市場です。回転寿司、丼ぶり物が食べられる飲食店や持ち帰り寿司、お弁当を購入できるお店などもあります。また、買った回線類を炭火焼きで食べる事ができる「七輪村」もあります。

十和田市

十和田市現代美術館

十和田市現代美術館

新しい体験を提供する開かれた施設」として、Arts Towada計画の中核となる施設です。十和田でしかみることができない22の恒久設置作品が展示されている常設展示スペースのほか、ギャラリースペース、カフェ、市民活動サポートスペースなど、多様な機能を持ちます。

奥入瀬渓流

奥入瀬渓流

十和田湖の子ノ口から焼山までの約14kmの流れで、豊かな樹木や十数か所の滝と、千変万化の美しい流れや様々な奇岩・奇勝が見事な渓流美を作り出しており、四季折々の自然美を堪能できます。

十和田湖

十和田湖

青森県と秋田県にまたがる湖で、約2,000年前の火山活動で出来た、すり鉢状のくぼ地に水がたまった典型的な二重式カルデラ湖です。海抜400m、周囲は約46km、湖は最深326.8mと大きさは日本で12位、深さは日本で3位の美しい藍をたたえた神秘の湖です。

三沢市

青森県立三沢航空科学館

青森県立三沢航空科学館

航空のまちとして発展し、大空のまちづくりを進めている三沢市が整備する「三沢大空ひろば」の一角です。「大空」と「飛翔」をテーマに、未来を担う子どもたちが楽しみながら、科学する心・感動する心・挑戦する心を育む施設として、学べる展示と体験施設が充実しています。

寺山修司記念館

寺山修司記念館

青森県三沢市に寺山修司の母はつ氏より寄贈された遺品を、保存公開するため約3年の歳月をかけ平成9年7月に開館。延床面積約833平方メートルの展示棟とホワイエ棟が渡り廊下でつながり、上空から見るとその様はテラヤマ演劇・映画の小道具として登場した「柱時計」を彷彿とさせます。

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三沢市先人記念館

古くから南部藩最大の馬の放牧場「木崎の牧」として知られた三沢。1872(明治5)年に日本初民間洋式牧場を開設した元会津藩士・旧斗南藩少参事であった廣澤安任をはじめ、地域の発展に尽くした人々を顕彰する目的で建てられました。

東北町

小川原湖

小川原湖

日本で11番目、汽水湖では5番目の大きさを誇ります。湖畔には湖水浴場がありオートキャンプ場も整備され、ウインドサーフィンやジェットスキーなどウォータースポーツも楽しめます。湖には、シジミやウナギも生息し、ワカサギやシラウオは全国一の水揚げ量を誇っています。

東北温泉

東北温泉

日本一黒いモール温泉と言われる温泉。亜炭層を通過して湧出する温泉で「モール温泉」と呼ばれます。樹木や植物が堆積し、約4千万年の時を経た亜炭の層を通過しているため、天然保湿成分を多く含み、肌への刺激も少なく、美容と健康に効果があると言われています。

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日本中央の碑歴史公園

昭和24年に発見された碑は、高さ1m80cm、幅約80cm、日本中央と彫ってあります。平安時代に坂上田村麻呂が朝廷の力を示すために刻んだとか、西行法師や線式部が和歌に詠んだ「つぼのいしぶみ」とも考えられていますが、未だ謎に包まれています。

おいらせ町

根岸の大いちょう

根岸の大いちょう

樹齢1,100年以上とも言われる、高さ32m、幹周16mもあり、乳母や安産の守り神として信仰されています。慈覚大師がこの地を訪れた際に旅の疲れのために寝入ってしまい、そのとき体を預けたいちょうの杖が根を生やし、現在の大いちょうになったという伝説が残されています。

七戸町

二ッ森貝塚 青森県最大の貝塚

二ッ森貝塚-青県最大の貝塚-

小川原湖南西、高瀬川と赤川の合流点付近に位置する標高30mの小高い大地から、ヤマトシジミ、アサリ、ホタテ、カキ、ハマグリなど27種類の貝が見つかっています。「鯨骨製青龍刀形骨器」「鹿角製尖頭器」「猪牙製垂飾品」「鹿角製叉状品」の4点は県重宝となっていて、二ツ森貝塚は「史跡公園」として保存されています。

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史跡七戸城跡

根城南部第八代城主の南部正光の築城と伝えられている城跡です。昭和16年に国の史跡指定を受けその一部は城跡公園として親しまれています。七戸城跡は台地の上にあり、麓には現在の七戸庁舎や、昭和3年建設の旧七戸郵便局舎があります。

「祭り」と「伝統工芸」をご紹介

豊作を願い行われるお祭り、厳しい風土から生まれた工芸品。南部地方ならではなストーリーが隠されたものがたくさんあります。

祭り

えんぶり

えんぶり

青森冬の三大まつり、みちのく五大雪まつりに数えられ、八戸地方を代表する民俗芸能で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。その年の豊作を祈願するための舞で、太夫と呼ばれる舞手が馬の頭を象った華やかな烏帽子を被り、頭を大きく振る独特の舞が大きな特徴です。

八戸三社大祭

八戸三社大祭

国指定重要無形文化財にも指定される、およそ290年の歴史と伝統を誇る八戸地方最大のお祭りです。豪華絢爛な山車絵巻や、古式ゆかしい神輿行列、虎舞などが27台も出陣されます。

三沢基地航空祭

三沢基地航空祭

毎年10数万人が訪れる航空祭。三沢基地所属機、日米の各種航空機の地上展示のほか、航空自衛隊機、米軍機による展示飛行も行われます。また、米軍基地の方々による出店もあり、珍しいアメリカングッズやフードを楽しむことができるお祭りです。

伝統工芸

八戸焼

八戸焼

江戸時代末期(幕末期)まで八戸市内の蟹沢山中で焼かれていた焼き物です。青森の大自然に育まれたブナの色、または、三陸の荒波に揉まれた海草の色と称される独自の緑釉を施した焼き物です。

南部裂織

南部裂織

昔、貴重な布を大事に使う中で生まれました。木綿糸を縦糸に、古布を細く裂いたものを横糸にして織り上げていく南部裂織は昔、貴重な布を大事に使う中で生まれた南部地方の伝統織物です。

八幡馬

八幡馬

南部地方に古くから伝わる郷土玩具。華やかな模様は、嫁入りする際の乗馬の盛装を表したと伝えられています。南部一の宮「櫛引八幡宮(くしびきはちまんぐう)」の例祭の社前で、参詣者のおみやげとして馬の玩具が売られるようになったと言われています。

「食」文化をご紹介

ヤマセの影響を受けやすい稲作に代り、麦などの雑穀や豆などの農産物を栽培し大切な主食として南部地方。この気候や風土によって作られてきた独特な粉もの文化や海産物を用いた食をご紹介します。

郷土料理・名物料理

せんべい汁

せんべい汁(三八地域)

肉や魚、たっぷりの野菜やきのこなどのダシに、汁専用に作られた南部せんべいを割り入れて煮込んで食べる青森県・八戸地方の料理です。

いちご煮

いちご煮(太平洋沿岸の地域)

新鮮なウニとアワビでお吸物風に仕立てたも椀物です。ウニを熱湯につけるとキイチゴのように見えるところから、この名前がつけられました。

ガニ汁

ガニ汁(小川原湖周辺の地域)

宝湖(たからぬま)と呼ばれるほど漁獲量が豊富な小川原湖で獲れるモズクガニを使った味噌汁です。両手のはさみのところに藻のような濃い毛のあるのが特徴の、モクズガニの濃厚な旨味エキスたっぷりです。

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バラ焼き(十和田市・三沢市)

バラ焼きは戦後三沢米軍基地前の屋台で生まれたといわる、玉ねぎとお肉をしょう油ベースの甘辛いタレで炒めたご当地グルメです。そこから十和田に伝わって好評となり、市内に爆発的に広まりました。

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馬肉料理(五戸町・十和田市)

人と馬とが共存共栄してきた、青森県南部地方では、明治の時代から”馬肉鍋”が食べられてきました。馬肉料理は、低カロリー・高たんぱく・低脂肪で、栄養のバランスのとれた郷土料理として親しまれてきました。

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ごぼう茶(三沢市・おいらせ町)

ごぼう100%からできたノンカフェインのお茶です。特産のごぼうの規格外のものを捨てずに商品化しようと生まれたお茶です。じっくり焙煎して引き出された甘さと香ばしい香りがクセになります。

海鮮・畜産物

いか

いか(八戸市)

青森県八戸市は夏から秋にかけて全国からイカ釣り漁船が集まる八戸港がありいかの水揚げ高日本一を誇っています。新鮮なイカを提供するお店や加工品がたくさんあります。

ほっき貝

ほっき貝(三沢市)

冬の貝の王様と呼ばれるほっき貝は八戸から三沢にかけて南北に弓なりにのびる北浜海域で獲れます。制限をしながら一番美味しい時だけ漁獲するほっき貝は大きく身が厚く、茹でた時にきれいなピンク色になります。

青森シャモロック

青森シャモロック(五戸町、六戸町他)

歯ごたえと味に定評がある「シャモ」と、やわらかい肉質の「黄斑プリマスロック」のかけ合わせで脂肪分が少なくヘルシーな青森県の鶏。噛めば噛むほど濃厚な旨味が広がります。

果物・野菜

さくらんぼ

さくらんぼ(南部町)

青森県南部町名川地区で、県内一の生産量を誇こり、名産となっています。地域全体で生産を推進し、早い品種~遅めに採れる品種までリレーしてさくらんぼ狩りもできます。

柿

柿(三八地域)

会津地方から持ち帰ったと言われる妙丹柿は青森県南部地方に根付きました。長宝珠形をした小形の渋ガキで、干ガキ用として根強い人気を保っていますが、生産者は少なく貴重なものとなっています。

いちご

いちご(八戸市)

南部地方では八戸市の市川地区がいちご栽培が盛んに行われ、県内一の生産量です。年間を通して冷涼な気候はいちごの栽培に適していると言われています。

ごぼう

ごぼう(三八地域)

全国1位の生産量を誇るごぼうはそのほとんどが青森県南部地方で生産され、その中でも三沢市が主産地となっています。ごぼうの適地だと言われる南部地方で育つごぼうは切り口の色が白く、繊維が口に残らず品質も評価されています。

にんにく

にんにく(三八地域)

にんにくの国内生産量の80%を青森県が占めています。中でも1片が大きい”ホワイト六片”という品種が多く栽培されています。大玉で実がよくしまり、雪のような白さと品質の良さから高い需要を誇っています。

食用菊

食用菊(三八地域)

江戸時代に南部藩主が京都の九条家から観賞用として貰い受けたものを、南部町で栽培したところ、花に苦みがなく、芳香と甘味があり、シャキシャキとした歯ごたえが実においしく、食用として藩内に広められたと伝えられています。青森県では野菜の一種として食べる文化があり、全国一の生産量を誇ると言われています。

豆しとぎ

豆しとぎ(上北・三八地域)

米が穫れず貴重だった八戸地方では、大豆(青豆、黒豆)を蒸して米粉を混合わせ、かまぼこ型にこねて丸めた豆しとぎが餅菓子の主となりました。

じゅね餅

じゅね餅(上北・三八地域)

“じゅね(エゴマ)”でつくったじゅね味噌をそばやムギでつくった串もちにたっぷりと塗りつけ、焦げるほどこんがり焼いて食べる青森県南部地方の郷土料理です。

なべっこ団子

なべっこ団子(三八地域)

農作業の仕舞いで苦労をねぎらうために作られていた為、方言で苦労をかけたなという意味の「へっちょはいたな」が語源と言われています。

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